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ティンクチャーを使い始めたルーツを辿る

左がら順に、

・ユキノシタ

・カキドオシ

・クロモジ

・ハルジオン

・カレンデュラ

 

最近漬けたティンクチャー/チンキ剤です。

 

フレッシュまたはドライのハーブをエタノールに漬けて有効成分を抽出したものを、ティンクチャーやチンキ剤、またはチンキと呼びます。

 

ハーブが元気な季節は、お茶もティンクチャーも、私はフレッシュハーブを使うのが大好き!

ハーブのエネルギッシュさを取り入れられるような気がして、心地いいんですよね。

 

いつからか、我が家にはティンクチャーの瓶がずらりと並ぶようになりました。

 

アロマ・ハーブとの出会いは社会人生活をはじめて間もない頃、約20年前なのですが、

ティンクチャーとの出会いは結婚してしばらくしてからなので、13~14年前のこと。

 

夫の会社の畑を借りて畑をはじめていたんですが、育っているものが少なくて(笑)

畑に行くとすぐ近くのおうちの方が、「おーい!野菜採りにおいでー!」って呼んでくださり、いつもお言葉に甘えていました。

 

畑にはもちろん虫もいて・・・

私、虫刺されに弱くて、すぐに腫れあがってしまうんですよね。

 

収穫させてもらっていたら虫に刺されて、瞬く間に腫れあがってパンパン!

そんなときに「これつけるといいよ!」ってくださったのが、かたばみのティンクチャーでした。

 

 

年季が入っているものなのでもう使いませんが、どうしても捨てられなくて、今でも保管してあります。

 

ごく当たり前にこのティンクチャーを差し出されたことを思い返すと、畑に生えてくるかたばみをこうやって漬けこんでは活用してきた暮らしが見えてきます。

 

昔からずーっとこんな風に使ってきたんだなぁ・・・

って姿がとても印象的だったのと、私に合っていたこともあり、

 

気付けばこんな風に活用する暮らしが、私にとっても当たり前となりました。

 

振り返ってみれば、この経験が、ティンクチャーを取り入れることのルーツだったのかもしれません。

 

 

ピンク色の小さなお花は、ハルジオン

はじめて漬けてみました。

 

お花を手でちぎって瓶に入れていると、何とも言えない芳香が漂い、「え?あなたこんなにいい香りのするコだったの!?」って、大好きになってしまいました!!!

 

エネルギッシュさを感じながら、芳香を感じながらの手仕事の時間。

私にとって、心が落ち着き、整うような、そんな時間でもあります。

 

 

ティンクチャーは、香りを楽しんだり、お風呂で楽しんだり、色んな楽しみがあります。

作り方は検索するとたくさん出てきますが、押さえておくといいコツというものも、もちろんあります。

 

ワークショップでもざっくりとお伝えしているのですが、じっくりとティンクチャーを深掘りしていく講座を今年からやっていこうと思っています。

 

6月か7月頃に、まずは1回できたらいいな。

リクエストをしてくださっている方と相談して、初回の日程を決めますね。